無感動の慢性化予防

辛い事、悲しい事が続くと、他の事に対して反応が薄くなってしまいます。

綺麗な花や景色を見ても何も感じない。何を食べても砂を噛むように味がしない。いい音楽を聴いても何も頭に残らない等々。

まるで周りの出来事からシャットダウンされて、暗い部屋の中で心配事と膝を向き合わせ対峙しているかのようです。

これが長く続くと非常に危険です。「無感動」が慢性化してしまうと、砂漠のようにカサカサに心が乾いてしまいます。

でも、感動は意識して起こすのではなく、自然に起きるものですよね。

それなら感動が起きやすくなる環境を自ら作ってあげてはどうでしょうか?

おいしいものを食べたら「おいしいな!」と口にする。きれいな花を見たら「きれいだな!」と口にする。

大袈裟だけど、意識してみましょう。最初は何も起こらないかもしれません。でも続けているうちに、自然と心がリフレッシュしてきます。

惰性になりがちな日常生活の中で、少しでも気持ちを前向きに出来たらしめたものです。そのくり返しが乾きかけた心に潤いをもたらせてくれると思います

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