迷い道

 迷い道 歌手:渡辺真知子 作詞:渡辺真知子

 1977年11月リリース、渡辺真知子のデビューシングル。

 当時、シンガーソングライターと呼ばれる人はテレビの歌番組に出演する事はありませんでした。でも、渡辺真知子は「ザ・ベストテン」等で頻繁に見かける珍しい存在だった記憶があります。

 昔はニューミュージック、歌謡曲等はっきりと色分けされていましたが、現在は「J-POP」という一括りで垣根が無くなっている気がします。渡辺真知子はその草分け的な存在だったのかも知れません。

 歌詞はこちらで。

 歌はあくまでも歌として楽しむ。ジャンル分けしない今の流れが正解なのでしょうね。

 この曲はタイトル通りに、失恋した女性が「未練」と「後悔」で迷っている様子を綴ったものです。袋小路に迷い込んで、出口が見えずに苦しんでいる様子が想像できます。

 各コーラスのAメロの部分

現在・過去・未来 あの人に逢ったなら 私はいつまでも待ってると誰か伝えて

引用元

今さらカードに 愛の奇跡求めて いかさま占いは続く スペードをハートに
捨ててしまったわ 昔のプライドなんて もしも許されるものなら きっと生まれ変わる

引用元

 未練のオンパレードです。

 「現在・過去・未来」の全てに時空を越えてでも彼への繋がりが欲しい気持ち。藁にもすがる思いで、占いにいい結果が出るようにいかさまをしてしまう気持ち。過去の強がりを捨てて、やりなおせるなら素直になりたいと思う気持ち。

 主人公の元カレに対する熱い想いが伝わってきます。

 しかし、これらに反するように後悔を見せているのがサビのフレーズです。

まるで喜劇じゃないの ひとりでいい気になって

引用元

 失恋して初めて解った、自分だけが盛り上がっていた事。今の彼女はひとりよがりの恋を「喜劇」と例える冷静さも持ち合わせているのです。

 未だにある「熱い想い」と「冷静さ」を往ったり来たりしながら迷い道を抜け出せずにいます。

ひとつ曲り角 ひとつ間違えて 迷い道くねくね

引用元

 恋愛感情は突然にやってきます。なにかのきっかけで「出会い」という曲り角をまがった時に、「恋」という袋小路に迷い込んでしまうのは誰しも起こりうるでしょうね。

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