中途半端という障害

新しい職場、新しい部署、新しい仕事等々。

新しい事へのチャレンジは、楽しみな反面不安も大きいです。

そんな時、少しでも経験ある事なら気分的に楽ですよね。

あなたがその道のエキスパートなら、経験を活かして積極的に事に当たるのもいいでしょう。

少しかじっただけの中途半端な経験や知識なら、ゼロから学ぶつもりで取り組みましょう。

一番怖いのは、なまじ知識があるために自分を経験者だと思い込んで、基本を疎かにしてしまう事です。

新天地での新たなチャレンジ。会社組織の場合だと最初から責任ある仕事を任される訳ではありません。

最初は簡単な事から。それらをひとつひとつクリアして、徐々にレベルアップしていくのが普通です。

「中途半端な経験者」だと、それらがまどろこしく感じてしまうでしょう。

「こんな簡単な事なんて、とっくの昔にクリアしてるのに今更できるか!」と手を抜いてしまったり、酷い時には勝手に飛ばして次のステップに進んだり…。

しかし、基本の中に本当に大切な物が隠されている場合があるのです。

それをおざなりにしてしまうと…先々どうなってしまうか想像できますよね。

基本からやらされているという事は、経験者として認められていない証拠です。

「中途半端な経験」がもたらす「中途半端なプライド」は、その人の成長を妨げる障害でしかありません。

新しい事を学ぶ時は、気持ちを「無」にして臨みましょう。

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