はじめに

 音楽には作者のメッセージが多く込められています。更に演者によって脚色、演出され、私たちが耳にする時には色々なドラマが含まれているものになっていると思います。

 普段は軽く聴き流していた曲が、ふとした拍子に心にジーーンと沁みてくるという経験はありませんか?

 ただの言葉の羅列としか捉えていなかった歌詞が、耳にスッと入って消えない。よくよく読んでみると自分が思っていた意味とはちょっと違うような気がする・・・。

 リズムに乗って流れている言葉には、ついつい耳障りのいい心地よさを求めてしまいがちですが、それぞれにちゃんと意味が込められているのです。

 映画やドラマなら、それぞれの登場人物のキャラクターを俳優の演技力や役柄の見た目等で表現できますが、歌詞は言葉で表すしかありません。しかも小説のように、細かい描写をする訳でもなく、限られた文字数で耳障りが良くなる為に韻を踏む等の制限もあります。

 そんな理由もあって、曲の歌詞は見過ごされがちになる事が多いと思います。でも、その中には確かな作者のメッセージやドラマや色々なシチュエーションが存在します。

 一見、何気なく綴られているような言葉にもひとつひとつ意味があるのです。

 このブログでは、曲の歌詞が持つ意味を深読みして、独断と偏見ですが、自分なりの解釈をしたものを記事にしていきます。平面に歌詞を見るのではなく、3次元で色々な角度から想像を駆使して読み解いていければと思っています。

 読まれている方が感じられている事と大幅に食い違う事もあるかと思いますが、あくまでも個人の見解ですのでご容赦ください。

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