
何か行動を起こす時に目標を立てるのは大切です。
目標が見えない行動ほど虚しいものはありません。
例えば夏のビーチでスイカ割りをする際、目隠しをされて、周りの誘導が無いままやらされるようなものです。
闇雲に前に横に動き、ここだと思ったところで棒を振り下ろす。標的であるスイカに命中する確率は皆無でしょう。
どこをどうすれば、命中させられるのかも分からないまま、ただ疲れるだけで、満足感も得られない。
遊びであるスイカ割りなら笑い話で済まされますが、日常生活で同じ様な事をしていたら、モチベーションも上がらず効率も悪くなりますね。
最終的にどのような結果にしたいのかを想定し、その為にどうするのかをシュミレーションし行動を起こす。
そこで初めて、自分がやるべき事が見えてくるのではないでしょうか。
目標の立て方も人それぞれですね。
自らを鼓舞する為高い目標を掲げる人もいます。
最初から「無理だろう」と思われても、自分自身をレベルアップさせる為に挑むのだという考えですね。
ハードルを上げる事で自分のモチベーションを保つタイプの人はこれでいいと思います。
しかし、心が折れやすい人には向かない方法です。
高いハードルだと達成できない可能性大です。越えられずに落ち込んでしまう事も。
「やっぱり自分はダメな人間なんだ」と自分を責めかねません。
そんな人は、最終目標の高さが10なら、3か4くらいにハードルを下げてみませんか?
そして、まずは低いハードルを越えてみましょう。越えられたら自分で自分をを褒めて(笑)次のステップに進みます。
例え低いハードルでも達成した事に違いはありません。「達成癖」をつけるのです。
最初は自覚は無くても、自分の中で徐々に自信が芽生えてきます。
それを糧にして、次の5や6のハードルに挑戦します。
時間はかかるかもしれません。自分に甘いかもしれません。でも最終的に10を達成できればOKですよね。
「誉められて伸びる子」にはそれなりのやり方があるものです